瞼を閉じれば流れていく涙の跡を拭う
夢の中での出来事ならばと何度も瞼を開き…
重ねた日々が走馬灯のように流れていく…もう戻れないよ
足を一歩踏み出せばそこは楽園と呼ばれる場所
もうすぐそこへ逝くよ ただ君に逢えることを願い…
絶望の鍵が二人を引き離し亡者の歌声が僕に手を招く
脳裏に焼き付いた君の面影を探しているのに嘆き声だけが…
どれくらい歩いただろう…何処まで続くのだろう…
灼熱の日に照らされ渇いた僕の心…
空を見上げるとそこに光が溢れていた
痩せ細る指が掴む一筋の蜘蛛の細糸
糸の先に辿り着けばそこは楽園と呼ばれる場所
もうすぐそこへ逝くよ ただ君に逢えることを願い…
絶望の鐘が互いを遠ざける君の歌声は聞こえているのに
脳裏に焼き付いた君の面影を探しているのに嘆き声だけが…
消滅して逝く魂とかなわぬ君への想い涙と共に塵と化して…