ここに生きていること いつか死にゆくことを 清く美しきもの 汚れ醜きものを 眩く輝いてるもの 佇しく冷酷なものを 目にし 私たちは 満たされて 満たされぬ 思いに暮れつづけるだろう 「こころ」 それは何よりも ときに 弱く 脆く 儚く 移ろい 壊れ 崩れてく 怯え果ててしまうもので 少しずつ 少しずつ 知らぬ間に 自ら心に巻きつけた 鎖は錆びて ほどけなくなる 消えがたい傷まで刻む この胸を焦がすこと この胸が疼くこと 嬉しくて涙して 悲しいのに泣けなくて たまらなく愛しい日にも ちょっとだけ喧嘩の日にも 君は大切な人 満たされても 満たされたい 思いに暮れつづけるだろう 「こころ」 それは何よりも ときに 強く 堅く 貫く 熱く 燃ゆる 勇ましく 凛として揺るがぬもので 君がいる そばにいる それだけで 心はいつもすぐそこに見る 幸運らしき 希望らしき 遥かな夢らしきものを 君や誰かに見せてる強さと そして君だけが見た弱さの中に どれだけほんとの私を 君は見抜いてくれる? 認めてくれる? 「こころ」 それはいつの日も 光と闇がひしめき合い 信じてたいものさえも 信じられないときがある 君がいる ここにいる それだけが これからも私のちからとなっていくの そして「あきらめ」 だけはできないって思えるの