いつの間にか辺りは暗く 白い霧が包み込んだ 無邪気すぎる足は今更 帰り道を忘れていた 「大丈夫怖くないから」と 自分自身言い聞かせて 背伸びをした平気な顔で 深い森行ったり来たり だけど苦しくて 道のりは余りに険しく 一人きりじゃ歩けなくなった もっと大人になったなら 何を思うかな ねぇ ずっと裸足の感触は 消えやしないけれど ある朝見た木漏れ陽の中 なんとなくは気付いていた この目を開け 耳を澄ませば こっちだよ、と導く声 凄く寂しくて 本当は素直な気持ちで 「少しだけ傍に居てほしいよ」 もしも明日が晴れたなら 何処へゆこうかな ねぇ きっと貴方と一緒なら それだけで嬉しくて もっと大人になれたなら 何か違うかな ねぇ ずっと心の足跡は 消えたりしないのかな もしも明日は雨だって 何処か連れてって ねぇ きっと貴方が一緒なら それだけで嬉しいから