雲追う朝 白くけむる夜 見慣れた景色にあなたはいない わたしを呼ぶ 声は聞こえない 静かなこの場所 雨の香りに濡らされて tender rain 優しく ふたりを包んで 何度も上手に愛せる気がしてた やがて色褪せて すれ違う現在(とき)が こんなにも近づいてたこと あなたならすぐに 気づいてたでしょう 胸が震える 気持ちをくれたね 人を信じたり 守りたいと思った いくつも出会い くりかえすけれど まっすぐ誰かを想うことできるから tender rain 教えて あの時泣いたら 今でもとなりで笑っていられた? 離れられなくて あなた以外の 誰に私を救えるというの 決して言えない想い消して 降り止まぬ雨 森のささやき この胸の痛み 終わり告げて あなただけが 道標だった これからは光求めひとり探してく tender rain 優しく ふたりを包んで 別々の道でもう迷わぬように 遠く遠くいても あなたの声を 胸に抱いて歩いていくから 揺るぎないモノが 今はあるから