無限に広がる 意識の淵を歩き 鼓動だけを頼りに 君に向かうとき 開かれた青は 永遠 (とわ)の可能性を写し 君と僕の交わす言葉を繋げる 重く垂れ下がる憂鬱の形を 思い浮かべ そこにあるはずの心を やがて騒音に 掻き消され 覆われた光に帰り 戻ることを望む声は走る 静かに止まる白い波 水面で跳ねる 雲の歌声 狂う日差しに 約束の文字 ささやく雨に光る空 足元に広がる 思考の欠片を見つめ 叶わぬ者の 希望の涙 星は誰の物に 悲しみの最後は いつか 僕らに返され 物語は続く 影に映る瞳に 沢山の微笑み 無数に流れる出口への視線 最愛の風景 幻がもたらす 白い習慣と毛の平 全ては 歩幅の中に存在し 溢れる水に到着の鐘 空の橋と夕闇の喧騒 夜を超えて沈黙の時 灯火消して月夜の道を 僕の笑顔に未完の幸せを