公園の陽だまりに 腰をおろして
老人のように過ぎ去った日々を
想い出していただけさ
こわいものなど何もなくて
うかれてたのが きのうのようさ
でもぼくは30さ そろそろ30
どんな事が起こるのだろう だろう
おなかがカエルのようにふくらんで
はけるズボンがなかったらどうしよう
うすくなりはじめた髪をかきあげて
みんな何処へ行くのだろう
何を想うのだろう・・・30・・・
人生の半分が 通り過ぎて
ぼくの両手には 書きなぐられた
予定表が山ずみさ
バースデイケーキのろうそくを
一息で吹き消すことができなかったならどうしよう
無精髭でもはやせばすこしは
サマになるかい イキにみえるかい
タフにみえるのかい・・・30・・・
どんな事も出来たはずさ
もっと立派にもなれたはず
でもぼくは30さ もうすぐ30
とてもヘビィさ ひどくハードさ それはブルーさ
やりきれない ふくざつな思い