[緑黄色社会「LITMUS」歌詞]
[イントロ]
誰より深く
わたしを知っていた
あなたにだけ言えない
秘密がある
重なり合えど
赦されちゃいけない
この躰に潜んだ
魔物が笑う
[ヴァース 1]
想えば想うほど隠れてしまう
いつぞやの朧月の背中へと
そこにあなたの手が触れる未来を
待つことがどれほどまで危ういか
[プレコーラス]
誰より深く
わたしを知っていた
あなたにだけ言えない
秘密がある
[コーラス]
その手を その目を
その輝きをそのままに
別れも告げずに
離れてしまえたらいいのに
おのれ
どれほどあなたを想っていても
リトマスの紙は翳せないまま
わたしはそれでも
あなたの側に居てしまう
[ヴァース 2]
何も言わずに
何も触れずに
全て透かされているかのような夜だ
[プレコーラス]
そんなあなたの目に宿る光を
止め処なく それとなく
抱きとめる
[コーラス]
その手を その目を
その輝きをそのままに
別れも告げずに
離れてしまえたらいいのに
[器楽ブリッジ]
[コーラス]
その手に その目に
残るわたしをそのままに
あなたの全てを
忘れてしまえたらいいのに
おのれ
これまで流れた涙はどれも (涙はどれも)
リトマスの紙に翳せないまま
わたしはそれでも
あなたの側に居てしまう
[アウトロ]
嘘はついていない
本当にも触れない
あなたにだけ言えない
秘密がある