放課後に偶然 空を眺めるあなたに出会ったね
ひとつの傘の中で あの時あなたは何を想っていたの
朝から降り続いた 雨が雪に変わった午後
あの冬最初の白い街ひろがる
ふたり並んで歩いたね あなたの声とても近くて
彼は私の友達の彼だけど
いつもは面倒な道がとても短く感じてた
この道どこまでも終らないでと 声にはできずにいた
あの娘の気まぐれに 薄暗い教室でひとり
悩む彼に 私ならって 言いそうになった
私が望むことは みんな不幸にしてるかも...とか
このまま想い続けても あなたの中に うつらないと思った
あのまま言えなかった ほんとの気持ち 時の中にうもれてた
今 降り始めた雪の中 あなたと歩きたい ふと思った
悩みやせつなさは いつのまにか形変えて なつかしいけど
あの時 目をそらした答えを知ることできない もう戻れない