世界を裂くこの地平線を 指でふたりなぞった遠い日
昨日を過去に変えた朝は 白い風が待ってる
忘れかけてた記憶 出逢った頃のまっすぐさを
どこかに置き忘れてた 馴れ合いすぎてしまったね
今はまるで 出口のない迷路のなか
君にはなにかが見えてるの?
捨て切れないものが溢れてる 守れなかったあの日の約束
僕が先にドアを開けば 地平線がひろがる
何度も振り返りながら やっとここまで辿りついた
それでも悔いはいつも 僕らのそば離れないね
今日のために積み重ねた日々じゃないと
この手が君に触れたがってる
どんな言葉が君をラクにするの 今の僕には何ができるの
不器用さを歯がゆく思う もうふたり戻れないね
「さよなら」今僕ができること 目覚めた朝君はいないけど
昨日を過去に変えた朝は 白い風が待ってる