光そそぐ梢(こずえ)に風が謳う
眠り誘う せせらぎ 若草の薫り hm..
ah あなたの甘い吐息
あなたの伏せたまつげ
あなたの動きひとつひとつ
わたしに語りかける
わたしはまぶた閉じる
わたしの気持ちとかしてゆく
言葉漏らせば消えそうで
ふいに怖くなる
刹那の中でまばたきも
見落とさないほどに
あなたのことだけ…
彼方に日は落ち空は赤らむ
たとえ誰も望まぬ戯(たわむ)れとしても hm..
もの思わしさ あなたの指
いとしさ あなたの髪
清しさ あなたひとつひとつ
何も恐れることはない
そばにいるだけで
彷徨うこころ たゆたって
あなたへとつながる
わたしを見つめて…
月影降り立つ水辺にふたり
指を絡め落ち行く 錯節(さくせつ)の夕べ
息をして奏でて わたしのすべて
強く触れて 自分を見失うくらい hm..