元気で居てと最後言ったのは覚えてる.
別れ際にもつのる思いがあったけど
口元へと指をあてて言葉を隠した.
過ぎた日々を振り返る事が嫌だった.
君は残した心持つ様に黙ってる.
少し哀しく静かな眼をして見つめてる.
明日を視てた私にはもう君は景色の中
暮れかける空蒼に閉ざす街に紛れてた.
時に綴じられて消えてくさよならの物語が
どんな理由でもいつか人は優しくなれるのだろうか?
どこまでもあたたかい思い出に変われ.
歩き出すこの足元を闇が包もうと. 一歩ずつ.
どこまでもあたたかい愛に変われ今.
歩き出すこの足元を闇が包もうと. 一歩ずつ.