痛みを覚えていく ガラス越しの想いはただ見つめるだけ あふれる優しさを 未完成な僕は抱きしめられなくて 愛し方を知らない僕はあなたさえも失くしそう 夢遊病のように時を刻む針を探しても 見つからない 触れてしまえば途切れそうなあなたは切なくて 落とした雫拾い集めてみても愛にはならない この夜つかまえても 同じようにあの人の名前呼べない あれからありふれた 夢に眠る夢を見つづけているよ 愛し方を知らない僕はあなたさえも失くしそう 夢遊病のように時を刻む針を早めても さまよってる 白い吐息に震えているあなたを癒せない 枯れたこの手が 傷つけてしまうから痛みは消えない 触れてしまえば途切れそうなあなたは切なくて 落とした雫 拾い集めてみても愛にはならない 白い吐息に震えているあなたが切なくて そっと抱き寄せたあなたの向こう側に あの日の私が揺れて消えた