靴のかかとを踏んで夜明けの空を見る
やせて一人ぼっちの猫はもう いない
昨日の続きの今日は泣かないから
赤い目をしたままで砂の上歩いてる
声を出すだけでなぜ楽しくなるんだろう?
でたらめで単純な音をならべて
このステキなうたはあたしを強くする
体の骨まで響いてる気持ちならどこへでもいける
あの優しいうたはなぜ哀しくなるんだろう?
空は茜色(あかねいろ)に 染まってく
潮風が冷たい 海辺
いいかげんなあたしをやさしくやさしく抱いてくれた
夜の風も寒い匂いも ずっと違って見えた
昨日の続きはきっと誰も知らないから
我慢なんてできないわわかるでしょう?
声を聴くだけで なぜ素直になるんだろう?
子供の目をした君が今でも 笑っている
このステキなうたはあたしを強くする
何度もわかりたくて確かめる あたしのいる場所確かめる
あの優しいうたはなぜ切なくなるんだろう?
空はあくびをして目をさます
潮風が冷たい 海辺
海辺 yeah… 海辺