冷たい 光の瀬
さまよう 記憶の日よ
空ゆく あの詩は
こころに微笑むよ
春を夢見た 幾年月の
雨がすすぐように【いつか交わした】
夕さり遙か 名残の空に
忘れない【忘れない】 君をさがした
生きること それだけを 確かめてる
いくつもの未来を【僕らは】 明日へ描く
降りそそぐ 悲しみを 受け止めたら
雨上がりの虹を【希望を】 願い振り返る
始まる譚詩曲(バラード)の
奏でる空の高み
ふたりのあの詩は
今も続いてるよ
遠く影見た ガラスの向こう
雨に映る瞳【どうかこのまま】
待ち続けてた 約束の人
喜びと【喜びと】 悲しみ抱いた
願う物 手にしても 許されない
ただ記憶の中に【さよなら】 刻み込んで
「どうか今 思い出を 全て消して」
雨上がりの虹は【今では】 もう見えないから
(~雨に消えていく 穏やかな景色を歩いていた)
(何度振り返っても、降り続く雨は…)
(雨は歌うように…囁くように…)
(僕達を静かに 包み込む…~)
春を夢見た 幾年月の
雨がすすぐように【いつか交わした】
夕さり遙か 名残の空に
忘れない【忘れない】 君をさがした
生きること それだけを 求めている
大切な想いを【僕らは】 明日に繋ぐ
降りしきる 雨の中 微笑んだら
雨上がりの虹を【希望を】 願い振り返る
いつまでも 君だけを
降りそそぐ 悲しみを
どうか今 想い出を
雨に 歌う 明日を
忘れない あの時を
忘れない この歌を
忘れない……