泣いて 泣き疲れて 夏の夢 消えなくて
降りそそぐ音に紛れ 逆らえず漂う
日々に綴られた約束も 果たせないと涙が濡らし
この感覚も季節の中で薄れ 錆ついてゆくけど
ただ一つの思い
見つめた瞳 忘れないから
つむじ巻く風さえ壊せないもの
守れるから
冷えた土に眠る ありふれた想い出は
陽が照らし 風に溶けて 空になり彷徨う
麗らかな午後に暖めた 消えそうで頼りない肩に
時を止めても途切れはしない思い 確かに生きていた
ただ一つの出会い
握った糸は離せないから
さいゆく風でさえ追ってこの手で
抱きしめよう
たった一つの思い
帰らぬ時がそこにあるなら
つむじ巻く風さえ擦れた夢で
抱きしめよう
そう ただ一つの願い
二つの胸に生まれた日から
夢散らす時さえ 思いを运ぶ
風になろう
LaLaLa...