たたんだ手紙胸に押しあて 木々に眠る日々思えば
靴底いつか温む陽射しと 小枝を縫う風が答えをくれた
今日は君に話したい
色褪せずに育つ夢もあるんだと
公園通り発幸福行きの小さなチケットあげるよ
「もう離さない…」遠くで流れるメロディ
春のような思いが心に満ちたから
少しは解りあえたのかな? 答えは今 横ではにかむ笑顔
古ぼけたカバンには 紅茶色に染まっていく写真だけ
なんにもいらない 幸福行きの列車は君と二人きり
足りないものは次の駅で探そう 心晴れた今日の日は昨日の未来
ほおづえの窓辺には ほろ苦くて甘い香り揺れるけど
公園通り発幸福行きの小さなチケット握るよ
こんな晴れた日は大好きな人誘って行きなさいと
せっかちな風が言うから