肩を並べ 君と歩く 夕焼けの道で
あのとき流した涙さえ 懐かしく思えた
照れ笑いで 滲む木々と子供達の影
離れてた 時間 (とき)の隙間だけ ゆっくりと近くなるよ
あれから いくつもの想い出が増えたけれど
出会いやさよならを繰り返して 巡り会えた
淋しくて哀しくて 泣いた日も
楽しくて嬉しくて 笑う日も
君のことを抱きしめるから
優しい風になれ
幼すぎて 見えなかった さよならの意味を
ひとりで見上げた空の下 雲が運んできた
優しすぎて 自分の事 傷つけてばかり
そんな君だから 離れても 元気でいて…と不安で
大人になれなくて 君の笑顔 探してた
何かを見つけたら 再び会う…夢を見てた
さよならは始まりと 見送った
歩き出す君のこと 信じてた
セピア色に染まった日々よ
優しい風になれ
ひとりずつ
それぞれが歩き出す
だからもう今からは泣かないで
こんなにも大切に思えるよ
変わらないその笑顔
それだけで 僕の胸で輝く君よ
優しい風になれ
優しい風になれ