捉まえて欲しいのなら一番大切な扉開けて
叩き割るもの 目の前に今、差し出して
キリがないよ
後悔は増殖して絡むリングで
誠実な記憶も言葉で色褪せてしまう
失くしたくなかったの
信じたあの瞬間を
時が経つほど膨らみを増す不安を育てきれなくて
月が満ちては欠けてく憂鬱な空へ
出せぬ答え 繰り返し繰り返し唱えた
逃げる様に駆け抜けた 心涙する時間
たとえ削られようと この手で触れてたかった
キリがないよ
過ちは憎しみと愁いの間で
やわらかな痛みを密かな快感に変える
失わないでほしいの
心がここにあるなら
永遠なんて言葉じゃきっと二人は繋がっていない
月を浮かべた水面は無表情に揺れ
決意だけが夜風に切り取られたたずむ
失くしたくなかったの
信じたあの瞬間を
時が経つほど膨らみを増す不安を育てきれなくて
月が満ちては欠けてく憂鬱な空へ
出せぬ答え 繰り返し繰り返し唱えた
運命だって 言える日まで…
月が満ち欠けてく行く夜空へ
失くしたくはないから このまま…