おひさしぶり 何年ぶり?
忘れてた まだいたの?
この胸のずっとずっと奥のあの小さいできもの
切ない痛み 冬の匂いに混じって
きゅっとなった 立ち止まった 帰り道
おうちに帰ろう かけ足で
おかえりなさいの顔をして
君が待っている
もう今は負けないよ
やさしさを知ったんだ
この胸でチクチク痛む あの真っ赤なできもの
どんな時でも ひとりぼっちじゃなかった
しゃんとなった 前を向いた 帰り道
終わりを告げに来た 春一番
話したいことがあるんだよ
春は直ぐ外
おうちに帰ろう かけ足で
おかえりなさいの顔をして
君が待っている