あなたは 昔 (むかし) 言 (い)いました
目 (め) 覚 (ざ)めれば 枕 (まくら) 元 (もと)には
ステキなプレゼントが
置 (お)いてあるよと
髪 (かみ)を 撫 (な)でながら
相 (あい) 変 (か)わらずその 背 (せ) 中 (なか)は
小 (ちい)さく 頼 (たよ)りなくて
だけど 楽 (たの)しい 話 (はなし)なら
笑 (わら)い 合 (あ)えていた
それなのに 人 (ひと)はどうして
同 (おな)じような 過 (あやま)ち
あと 何 (なん) 度 (ど) 繰 (く)り 返 (かえ)したら
後 (こう) 悔 (かい)できるの
思 (おも)い 出 (だ)している
葬 (ほうむ)ったハズの
いつかの 夜 (よる)
あなたは 昔 (むかし) 言 (い)いました
目 (め) 覚 (ざ)めれば 枕 (まくら) 元 (もと)には
ステキなプレゼントが
置 (お)いてあるよと
髪 (かみ)を 撫 (な)でながら
私 (わたし)は 期 (き) 待 (たい)に 弾 (はず)む 胸 (むね)
抱 (かか)えながらも 眠 (ねむ)りにつきました
やがて 訪 (おとず)れる 夜 (よ) 明 (あ)けを
心 (こころ) 待 (ま)ちにして
目 (め) 覚 (ざ)めた 私 (わたし)の 枕 (まくら) 元 (もと)
大 (おお)きなクマのぬいぐるみいました
隣 (となり)にいるはずのあなたの
姿 (すがた)と 引 (ひ)き 換 (か)えに
あなたは 昔 (むかし) 言 (い)いました
目 (め) 覚 (ざ)めれば 枕 (まくら) 元 (もと)には
ステキなプレゼントが
置 (お)いてあるよと
髪 (かみ)を 撫 (な)でながら...