時代を貫いて響くもの
潜むインサイド
放つ一切
君はなくす
いつかなくす
泡のような
そんな夜に咲く花
自分消して
ステンレス製膜のような
傷ひとつ拒むように
欲望
爪先灯す今日の火
天道 開くのをただ待っている
たかが物質
されど物質
僕もいつか夢のように散るなら
今を生きて
血を流して涙枯れようが
またひとつ刻むように脈打つ生命のビート
刺立つ心に響く鼓動
君のインサイド 浮かぶ正体
夜を溶かしてしまう程の鈍い痛み
消えるまで無限に生を刻む
ただ雲を掴むような
絶望 否 まだ折れてないだろう
何を紡いで行くのだろう
朽ちて果てるなら ただそれまで
時代を貫いて響くもの
潜むインサイド
放つ一切
全てを包んでしまう程の白い光
探しては永遠に宙を舞う