光る「今」が少し僕らの
黒い影を胸に映し出したんだ
眩しくて目を塞いだ
ほんの一寸、閉じる合間
陽を溶かして赤い目蓋
世界が滲んだ
頬を撫でる弱い風でも
時に人の胸に突き刺さって
此処で強く声をあげても
届く距離に君は足りなかったんだ
悔しくて目を塞いだ
ほんの一寸、閉じる合間
陽を溶かして赤い目蓋
世界が滲んだ
毎夜 毎夜 そう此処で
願うよ太陽みたいな未来を
毎夜 毎夜 そう君は
夜の向こうへ想いを馳せる
今を
日々を
時を
駆けるんだ