ああ、光る「今」が少し僕らの
ああ、黒い影を胸に映し出したんだ
眩しくて目を塞いだ
ほんの一寸、閉じる合間
日を溶かして赤い目蓋
世界が滲んだ
ああ、頬を撫でる弱い風でも
ああ、時に人の胸に突き刺さって
ああ!此処で強く声をあげでも
ああ!届く距離に君は足りなかったんだ
悔しくて目を塞いだ
ほんの一寸、閉じる合間
陽を溶かして赤い目蓋
世界が滲んだ
毎夜 毎夜そう此処で
願うよ太陽みたいな未来を
毎夜 毎夜そう君は
夜の向こうへ想いを馳せる
今を
日々を
時を
駆けるんだ