夜明けまで泣いた君は
目がぼんやりして
真っ赤に
遠くまで凪いだ海の
その波間に洗われた瓶
褪せた油性のインクに募る思い
詰めた手紙
栓で塞いでしまった今日の日の切れ端でも
いつか未来で拾って開くのは君なんだよ
※腰上まで君は波に浸かって
仰向けで浮かぶブイの遊泳
ズブ濡れで僕も泣いてしまって
涙目で滲む昧の浜※
遠くまで凪いだ海の
その波間に洗われた瓶
月の海に孤独が満ちる
薄明かりの大洋に浮かぶ
風にふわり 波にゆらり
栓で塞いでしまった今日の日の切れ端でも
いつか未来で拾って開くのは君なんだよ
※Repeat