湿気たライター 六月の雨の精 君が泣いたって 紫陽花は咲くのです 海風が路地をすり抜ける 夏はきっと其処まで来ているのに 青紫の花のような心模様 雨は止んだ 君と僕は線路で 手と手 繋いだって サヨナラは来るのです 色褪せるさ 君もいつか 僕だっていつか 赤紫の花のような心模様 仕方ないさ 六月の雨の精 君が泣いたって 紫陽花が咲くように サヨナラは来るのです