文句を言っているうちに
一年が終わってしまったら
悲しみさえも 湧いてこないでしょう
噂話をしてるうちに
人生が終わってしまったら
憎しみさえも 湧いてこないでしょう
無意味なことは 一つもないけれど
氣の拔けたサイダ一みたいなのもやだ
彈けるような餘韻の真ん中で
最後の一日を 迎えたい
振り絞るように生きなければ
命は使いきらなければ
愛なら伝え拔いていかなければ
拔け殼のような日々をただ
突き破るように
結局のところ
絕望にしがみつかせてたのは
他の誰でもない 僕自身だろう
結局のところ
後悔に迷い迂ませてたのは
他の誰でもない 僕自身だよ
悲しくて歌いはじめた日のこと
嬉しくて歌い續けた日のこと
向き合ってくれるあなたがいること
いつか歌い終える日が來ること
ゆりかごの中で見た夢と
最期の光を繫げる
形にはならない憂鬱だとかを
粉々にできる音を 笑かせるように
どんな生き物も 始まりと終わり
二つの間で 過去と未來をもち
今だけを生きる 過去には生きられず
未來は曖昧で 今だけを生きる
ただよくなるように
ただよくなるように
いつかは散るものと知ってた
それでも笑きたいと願った
人の夢が儚いのだとすれば
その通りなのかもしれない
ただ、どこまでなのかと聞かれれば
どこまでもなのだと答える
心臟が命を打ち鳴らす限り
吹雪のような苦惱をただ
かきわけるように
嬉しくて歌い續けてきたこと
向き合ってくれるあなたがいる今日