確かに、確かに
確かに愛はある
睡眠不足の疲れた体を
無理やり布団から引き摺り出して
鏡の前では抜け殻の顔に
化粧と共に塗り付ける笑顔
鍵を閉める音
地面を踏む音
無性に悲しくなる
毎朝
確かに傷ついて
確かに苦しくて
動けない、話せない、そんな日もあるけど
朝焼けを見つめて
心で呟いた
ここには、今日には
確かに愛はある
仲間の言葉が
胸に刺さるから
いつからか目をあわせなくなった
どこかで自分を落としてしまった
取り戻せるのだろうか今更
何かを夢見てて
何かを追いかけて
どれだけ時間が過ぎてしまったのか
忘れかけた声で
心に呼びかける
ここには、今日には
確かに愛はある
冷めたコーヒー飲みほして
今日も無口で帰りたくない
確かに傷ついて
確かに苦しくて
動けない、話せない、そんな日もあるけど
朝焼けを見つめて
心で呟いた
君にも、誰にも
確かに愛はある
忘れかけた声で
心に呼びかける
ここにも、今日にも、君にも、誰にも
確かに、確かに
確かに愛はある
愛はある
確かに、確かに
確かに愛はある