誰もがひとりじゃ生きられないと言う
誰かといつでもつながっていたいと言う
だけどほんとは違う
自分ごまかす術
テレビは伝える知らなくていいnews
ラジオは聴かせる流されてゆくsongs
なにがそんな大事
抱えてるの たくさん
小さな嘘を君がつく
世界が少しひび割れる
カラの卵の膜のように
乾いた音が聞こえたって
この瞬間も君が好き
あり余ってる時間の中で
僕のただひとつの
それが真実だから
他人を愛せない人ねと君は言う
それなら自分を愛せてるの君は
いつも斜めばかり
前が見つからない
素直な僕など見せない
弱さで引き合ったなんて思わない
隠してる闇は
けして光と交差しない
たぐり寄せるように触れる
愛しい場処を初めて知る
君のただ一度の
いまを信じてみて
大きな嘘を誰かつく
世界は傾き揺れても
空は青いと子供は言い
そうして回りつづけるんだ
この瞬間も君が好き
まだ見ぬ風景の中さえ
僕のただ一度の
いまが真実なんだ