死ニ急ゲ 生キルナラ
魂ガ司ル 君ガ胸 戦場
荒ぶる神の抱擁を 受けしその身には
鬼が棲まうか蛇が棲まうか 舞い堕ちる崖の底で
尊ぶ命は天に有り 君よ満ちるまで
弱さ 怒り 強さ 痛み
ありとあらゆるもの そのすべてを呑み込め
眼蓋を抉じ開け 再び出逢おうが
もう同じ夢には 酔えるはずもないだろう?
幾度葬れば気が済もう 累々たる屍を踏み
繋がっているなど 愚かしい錯覚
言葉は嘘をつき 手は汗に解ける
独りでいるほど 漆黒の闇は濁らずに美しや
何を信じずも生きられる
うわべの優しさより 剣を見せろ
荒ぶる神の咆哮を 追うその脣
真十鏡磨けど心には 未だ愛の姿なくば
切望するは真実 君が握るまで
正も 悪も 清ら 猥ら
定まりきらぬもの そのすべてを収めよ
足を取る茂み 石に躓けど
君が通った後に 出来るが獣路
ひとりで抱くのは星が散る
剥がれた夜の欠片だろう
誰を待たずとも未来は来る
無意味な寂しさという 盾を外せ
破壊の神の吐息から 人は生まれ落ち
持つは般若か修羅の貌か まだ見えぬ己の影
絶望あれども刹那 君は変わりゆく
奪い 纏う 祈れ 呪え
生きる日々は乱世 受けて立つこそ運命
生キ急ゲ 死ヌタメニ
魂ノ貴サヨ 君ガ胸ハ天守
荒ぶる神の抱擁を 受けしその身には
鬼が棲まうか蛇が棲まうか 舞い堕ちる崖の底で
尊ぶ命は天に有り 君よ満ちるまで
荒ぶる神の咆哮を 追えその肉体で
弱さ 怒り 強さ 痛み
ありとあらゆるもの そのすべてを呑み込め