朝もやの中
続く白い道
鳥のさえずり
挨拶かわしながら
時に雲が
垂れ込めて
日差し陰ろうとも
背すじ伸ばして 歩く
私は知ってるから
重い雲の上は
青い空
夕べの鐘が
響く並木道
手と手つないで
小走り 日が暮れるよ
夜のとばりが
追いついて
昼間 (ひる)の夢をのむ
急かさないで 時よ
私は信じている
暗い夜空だから
光る星
道草をして行こう
ほら花が咲いている
立ち止まり見上げる
青い空
背すじ伸ばして 歩く
私は知ってるから
私たち見守る
青い空