夜が 町を 包む
風が 窓を なでる
わたしはただ まぶたを
閉じるの
あなたの指 触れる
ああ その瞬間の
気持ちをとっておこう
いつまでも
百の よろこび
千の しあわせ
どんなやさしさも
あなたを 知って
すべてを 知るの
他にもう 何も
この世に願うものはない
そうよ わたしひとり
かくれんぼしてたの
ずっと ずっと あなたを
見つけたかった
百の さびしさ
千の 迷いも
どんな 悲しみも
あなたと いれば
みんな 消えるの
淡い雪のように
そしてひとつの夢が舞う