何を言われても言い返せない弱虫が 黙って傷付き1人で泣いていた 「生まれてこなければよかったのに。」 とつぶやいて、この胸切り刻んでいたの そんな雨のような日々に 大きな傘で包んだくれたヒト あなたを忘れるなんてできないから 新しい朝は来る どんな顔していても 雨のち晴れで人は支えあってゆく 私の手を引いたあのうしろ姿は もう遠く小さくなってしまったけど 目を開ければ輝く窓辺のグラス 空から注がれている優しさ こんな些細な景色が目に映るって それなりに立ち直れてるね どんなに“ありがとう”って思っても足りないけど 私は今、少しずつ笑顔を拾い集め出せているよ 新しい朝が来て 明日が今日になる いらないと思っていた未来に立っている 消すことのできない記憶ならそのままで ただ乗り越えていまえばいいんだよね 新しい朝は来る どんな顔していても 悲しみのすべてが敵とは限らない 心を着替えたら外へ出かけてみたよ 色付いた景色が広がっていた この先にいる私に会いに行く