Published 2016-06-24
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気付いてたことがある 君がたった一度だけ ほんとうのこと伝えようとしてたこと 聞きたくないことだった だから耳を塞いでた 絞り出すような心で君はそこにいた 途切れた言葉は二度と 戻っては来なかった 違う未来へのドアは 閉ざされたまま眠った 何かを大事にしたり 何かをなくしてみたり ときどき疲れてしまう でも追いかけてる もう誰もいない海に波の音だけ高く ただそこに在るものだけを 語り続ける