今年最後の花火が上がり
川の向こうに消えてしまえば
またひとつ季節が終わる
なぜか少し風が強くなった
胸に込み上げるこの感じ
去年と少し違う
自分の中で何かが
変わってしまうよ
さよなら Summer Days
この街で過ごす 最後の夏だから
来年はまた
違う空の下 思い出抱きしめる
風に雨が混じってる
今宵嵐の
予感
窓を叩く雨の向こうで
叫ぶように稲妻光れば
さっきまでの夏の余韻も
嘘のように消えてしまいそうさ
だけど朝になればきっと
嵐も過ぎゆくだろう
終わりもまた始まりも
背中合わせさ
さよなら Summer Days
嵐の先に 未来が見えるだろう
新しい場所
新しい空 踏み出す世界にも
夏は訪れるけど
僕の本当の
夏はここにしかない
忘れないよ この街の空
照らした花火のこと
忘れないよ 夏の終わりを
告げた嵐のこと
もう過ぎ去った季節にすがって
黄昏れるのは止そう
終わりは始まりを
伝えてくれる
さよなら Summer Days
この街で過ごした 最後の夏だから
来年はまた
違う空の下 風に吹かれてる
さよなら Summer Days
季節はいつも 背中押してくれる
新しい場所
新しい空 踏み出す世界にも
夏は訪れるけど
僕の本当の
夏はこの胸に