黄色い夏を超え 遥か彼方
緑色の丘に君は眠る
オレンジ色の日々は静かに去り
白と黒に色褪せた
泣き虫なカラスが
独りぼっちなのを横目に
確かに小指を繋いでた
あの日
君と
指切り
遠い遠い温度差が
果てしない距離を生んでゆく
羽根の無い僕を置いて
君は飛んでいってしまったの
赤い血の流れる僕の手には
君の鼓動はもう伝わらない
オレンジ色の日々は静かに去り
白と黒に色褪せた
泣き虫なカラスが
独りぼっちなのを横目に
確かに小指を繋いでた
あの日
君と
指切り
遠い遠い温度差が
果てしない距離を生んでゆく
羽根の無い僕を置いて
君は飛んでいってしまったの
滲む
藍い
夜空
独りきり
探し様の無い僕は
ただ、ここに立ち尽くしていた
僕の時間はその刻から
一歩も動いていない
僕はその瞬間から
ずっと探し続けてた
君の着陸地帯を…