空が割れて古い隕石が頭の上に
落ちて ひとつ記憶を失くせるなら
あのウタを忘れたい
あなたにとって青い海はただ
どこまでも青いだけだとして
謎の宇宙船が不時着して生贄すを探すなら
どうか迷わずこの私を選んで
そしてどこかに消えて
そうね一度は土星を見たかった
フラフープあの輪っかでしてみたい
この星が丸くないなら
あなたにも出逢えずに
髪型も恋わらずに笑ってたかな
明日同じ時間に目が覚めても
朝が来ないなら
サナギみたいに冬のまんまで
ずっと眠りつづけていたい
このまま皆な どうか恋わらずに
庭の桜も枝から離れないで
この空が青くないなら
この胸の痛みなんて
痒いくらいなものね
8月が去年より
とでも暑かったから
船が近くに見えて
はしゃぎすぎたの
嬉しくて
この星が丸くななら
あなたにも出逢わずに
手袋も矢さずに
あの夏がいつもより
ひどく暑かったから
青い海にたくさんの朱色が 浮かんで見えただけね
それだけね