マミーの腕に とまった蝉が
鳴きだしたよ 太陽のしずく
CTスキャン されたりなんだ
俺とマミー 柳には風が
世紀が揺れてる みの虫のよう
雪豹の歯が なさけなく尖る
マミー その布をちょっぴりわけてくれよ
血を拭きたいんだ
マミーの腕に とまった蝉が
鳴きだしたよ 太陽のしずく
バオンとうなる 風をたぐって
その隙間で みるみると眠る
世紀が揺れてる 畳の匂い
咽喉も乾くし 腹も減るのだよ
マミー その布をちょっぴりわけてくれよ
血を拭きたいんだ
世紀が揺れてる 俺は生きてる
それはたしかで あとはどうだろう?
マミー その布をちょっぴりわけてくれよ
血を拭きたいんだ