すさむ 心に 触れてくる あなたがいる
ゆらり ゆらゆら 揺れてる この街で
誰が 孤独についえて 帰らぬでも
人は 表情一つ変えないだろう
傷跡に口づけして 勇み足の俺をさとすよ
いい女を 演じている様に
縮む 勇気の夜ほど 熱くなって
くさび 打ち込む 暴発させぬ様に
人を 信じ抜く力に 欠けてるから
どうか 卑怯を 許して 消えてくれ
傷跡がくすぶる夜 それでも温もりが欲しい夜
いい女を 演じてくれるかい
たった一度だけでいい 安らかな夢教えて欲しい
いい男を演じてみるから
傷跡に口づけして 自信過剰の俺 なだめる様に
いい女を 演じてるつもりかい
たった一度だけでいい あの頃を取り戻せたなら
いい男を演じられるから
傷跡に口づけして 自信喪失の素顔知って
愛想をつかして 何処にでも行くがいい
傷跡に口づけして 歪んだ夢迷路の中で
いい女を演じてゆくのかい
たった一度だけでいい 明日の事など忘れる程の姿で
俺を抱いてくれるかい
傷口に口づけして 無くした想い取り戻せたなら あなたに
この命を預けよう