その手の中に収めてる僕の世界 もぎたてのオレンジ
無造作に唇をあてかじる君は
メルカトルの子孫さ 僕のすべては小さなその手の中
君を一目見ただけで 感じていた甘い微熱で
好きだから離したくなくて
哀しいくらい 君の事だけ浮かべていた
テーブルに置かれた抜け殻 この星の抜け殻さ まるで
手にして驚いたそれは これからの
僕の旅の行方を 霧を晴らし示す様な気がして
君が口づけしたのは 僕の希望乗せてまわる
緑の星 いつかのオレンジ
哀しいくらい 君の事だけ繰り返した
あの日の
君を一目見ただけで 感じられた奇跡があって
一目君を見ただけで 感じていた甘い微熱で
好きだから離したくなくて
切ないくらい 君の事だけ抱きしめるよ