両手広げて蒼い空を 掴もうとしたあの日の僕が 見渡せるこの場所に 捜していたのは君で 瞳を開いて初めて見た 景色は真白なキャンバス 一途な思いで筆を持った 幾つもの色を胸にひめ 乾いた世界写す術を描いても いつの日かきっと掠れてしまう 無理してはしゃいで見せなくてもいい 遠い夏に見つけた花で 君の言葉で彩って 星を誘うオレンジの空を 寂しがってたあの日の僕は 沈んでくこの場所で まだ君を捜せないまま 部屋を飾っていく絵が増えてゆけば 誰の夜もいいことばかりじゃない… 肌を切る風も心に刻んで 遠い冬に失くした恋も 流す涙もあったよね 両手広げて蒼い空を 掴むことさえ叶わぬ僕を 暖めてくれたのは 紛れもない君の微笑み 幾千の夢でも 幾千の出逢いでも その色が尽きるまで 胸の中に描いていこう 星を誘うオレンジの空を 手と手を重ね迎えてみたい 通い慣れたこの道も きっと縮められる今は 両手広げて蒼い空を 掴もうとしたあの日の僕が 見渡せるこの場所で 捜していたのは君で 幾千の夢でも 幾千の出逢いでも その色が尽きるまで 胸の中に描いていこう 幾千の夢でも 幾千の出逢いでも その色が尽きるまで 君と共に描いていこう