長い坂道をのぼるような毎日 辿り着く先も見えず しゃがみ込みたくなるような不安に負けないように 憧れや願いこの足に込めて見えぬ道を開いていく 私が選んだ靴で残した足跡 私らしく刻んで来れたのかな 踏み出す歩幅にルールなんてものは無くて 信じてきた答が道標になる 恋と一緒に色褪せたあのサンダル 消えない傷のついたスニーカー 夢と一緒に擦り減り泥まみれのあのブーツ ずぶ濡れの中折れてしまったヒール こうして探してきた世界 私が選んだ靴で残した足跡 間違い迷うたび見つけてきた道 悔しさの上に何度も立って歩き出す 力へと変えてきた そうあの日だって 転んでもその傷が癒えたら 今よりもっと強くなれる 受けた向かい風 追い風にして 繰り返す痛みの中宿る光 私が選んだ靴を並べては思う 愛も夢も何も手放したくない 大きく鳴らすよ“これが私”という証 靴音を響かせて 私が選んだ靴で残した足跡 ガラスの靴をいつかこの手にして 私だけにしか歩けない道を行くんだ そしてきっと夢見た階段をのぼる