あの場所からね 人魚は そういつも
何も語らず 何かを見つめているんだ
この地にね広がる景色に君は声を失くしてしまったのか?
悲しい街のざわめきが 誰かのクラクション
かき消してく日が またすべてをおそうけれども
私に向けた震える君の眼
心を痛く揺さぶるよ
大切なものこの手で守りぬかなきゃね
未来も私でいられなくなるよ
君のきらめく鱗がまた少し
汚れていたよ 何を見てしまったのだろう?
頑なにね 君は口を閉ざして
見えないフリ 迷わないフリを続けてる
灰色に染まる闇だけしか
見えなくなる日が また私をおそうけれども
私を見つめつづける 君の眼
私は覚悟を決めたよ
許せないもの受け入れたら楽になれる?
でも私は死ぬまで許せはしない
この眼に映るものにあがきつづけてるなかで
いつも そう 信じてゆくべきものは
遠く見えないものだけど…
私に向けた震える君の眼
ときに君は惑わすけど
大切なものこの手で守りぬかなきゃね
未来も私でいられなくなるよ