腐乱した雲がながれた
僕はひとり、思慮の森
甘い空気のどに絡みついて喘いだ
螺旋の階段 おちていく君の血が流れたら
まるで透明で綺麗だから泣いた
胸のピアノは高い音で
鳴り響いて君が居なくなる
不安を綴ってた夢のくずを羊が食べた
くるった形の誰かが手を振った
悲観的な未来だけを僕が求めたなんて
彼はやっぱり嘘つきみたいなんだ
明日は何か見えるかな?
詩を書くのも、もう止めなくちゃ
時計がまわりだして
スピードが速く速くなって
昨日から、ずっと遠く遠く変わる
僕を笑って
時計がまわりだして
スピードが速く速くなって
昨日から、ずっと遠く遠く変わる
僕は――――。
君から僕はどれくらい離れてしまうのかな?
冷たい風が気持ち良く、僕のほほに刺さった
ただ僕だけ変わった
ただ変わって―――。