ふれた指先 心 燈して 流れ出す旋律 愛を 望む 傷つけた枝の先 朽ちてゆく 宿命 (さだめ)なの? 鎖 (とざ)された時の狭間に 迷い込んだ 小さな光の雫 夢の終わり ただ君だけを願う 瞳に映る 銀の月影 やすらかな旋律 どうか 永久に 刻みゆく針の音 抗えぬ 宿命 (さだめ)なの? 契られたこの幻想を 包み込んだ 虚ろな光の螺旋 求めるのは ただ 幸福 (しあわせ)な 結論 (こたえ) 玻璃色の時の狭間に 満ちてゆくよ 穏やかな光の雫 夢の終わり ただそれだけを願う