幻のような彼と彼女の物語り
燃え尽きた いくつものキス
青い花びらが降り積もる
小さなつぼみはもう流されて 跡形もなく消え
オレンジの月とあたしたち 廻って転んで泣いた。
一人ぼっちタバコを吹かしても どうしてもどうしても
壊れた心が泣き叫ぶ "イタイヨ…クルシイヨ…"
何処かへ逃げよう 軽く夢を見てみよう ひとつの恋に落ちよう
大きな手で髪をなでて ドキドキ感じてるの
幻のような彼と彼女の物語り
燃え尽きた いくつものキス
青い花びらが降り積もる
ゆっくり歩き出す子犬たち 浮かれ騒ぐ笑顔
大事なものだけ抱きしめて 回ってはしゃいで眠った。
足も届かない深い海 ひとりで潜るより
とろけた顔して出ておいで "キット、モット! タノシイヨ!!"
何処かへ逃げよう夜が近づく前に 眠らない場所へゆこう
大きな手で髪をなでて トキメキを感じたいの
離せずにいた つないだ二人の手と手を
心の奥に埋め込めば 白く輝き続けるわ
幻のような彼と彼女の物語り
思い出の小箱は胸に…青い花びらが散ってゆく