不慣れな理想は 泣きそうに そのまま座ってしまった 黒い瞳はつぶらだ 「言えよ」嘘は震え合って 「言えよいっそ」怯えて 「言えよ」嘘は抱き合って軋ませる 祈りのような… 夜までそう思ってた 左手の刃を振りおろせ そのまま 息の根を弄んで涙を浮かべて 不意を突かれたら 無垢を埋めた瞳を泳がせる ほらせつない なぜうらむ 胸を突き刺すメロディ 彼に祈らせる 狂わせる無垢な瞳のまま 祈らせる 「…狂わせてみた」 胸に刺さっている 気になるサタン 逃れも塞ぐようにつぶやいた