不器用だった 我が儘だった
今でも変わらない
弱虫だった 大好きだった
それが私だから
猫の様に甘える 私を優しく抱き上げて
大事な時間を ほんの少し、くれたね
君から貰った
細いチェーンのネックレスは
弱く輝いては揺れてた
淡い色の爪に見惚れて思い出す
ひっかいた君の背中に
抱きついてた…
君が私を どれ程待ったか
今更知る由もない
次会えたなら もし会えたなら
いっそ壊してくれていい
二人別々の道を 歩んでこうと決めたから
大事な時間に これからは、サヨナラ
君から貰った
細いチェーンのネックレスは
今はもう切れてしまった
手の中にあるもの
今はもう僅かで
消え入りそうになるだけさ
コボレ落ちる…
今でも好きだなんて そんな事は云えないけど
君との過去(時間)は こんなにも、輝く
君からも貰った
細いチェーンのネックレスは
今はもう切れてしまった
手の中にあるもの
今はもう僅かで
消え入りそうになるだけ
なくしたくないもの
大切だったもの
君から貰えた気持ち
過ぎ去った過去から 溢れた想いが
指の隙間から きらきら
コボレ落ちる…
そっと……
君から貰った細い鎖に
今でも
私は縛られたまま