オレンジ色に染まった ざわめく駅のホーム 次のアナウンス流れたら 君は 出発 (たびだ)って行くんだね 傷だらけの右手に小さなバッグを 左手には私への愛を抱えて 何度も何度も叫び続けるよ "がんばれ"笑顔で見送るよ 君は 都会 (まち)への扉開く サヨナラの時は近づいていく 誰よりも早く駆け抜けた 君の後ろ姿 今やっと手に入れた 夢への片道切符を ずっと隣で君だけを見てきたから 別離 (はな)れる今日もこの先も 見守ること決めた 何度も何度も叫び続けるよ "頑張れ"私はここにいるよ 今の君に越えられない 壁なんてない自信持って このレールはどこもまでも続いてる 君は明日見続ける限り ホームに今鳴り響いた 最後のベル 別れの時 小さくつぶやいた "いかないで。"この言葉は 閉まるドアでかき消された 何度も何度も叫び続けるよ "がんばれ"笑顔で見送れたかな? 私の声届いている? 遠く遠くを見つめながら このレールはどこまでも続いてる ふたりで見ることのない未来 頬をつたわる涙の 理由 (わけ)は 私にはわかっているから 窓の外を見つめた 澄んだ瞳に映った 未来が君を待ってる