ケーキ屋の前を通りながら あなたと行った場所を思い返してみる
雨上がり 風の強い日
ずっと一緒にいられるなんて思ってないけど
本当に終わりが来るとも思ってもいなかったんだよ
公園の角の桜の木が綺麗だねってあなたに言いたくなる
ああそうか もう会えないんだった
あなたを想う度に心が苦しくなるよ
あなたを思い出す度に心が割れそうになんだよ
この街のどっかであなたは息をしている
それが嬉しいのか悲しいのか涙が出るよ
どんなに悩んでも答えはひとつ
アスファルトには水たまりが 歪んだ僕と青空を映し出してる
踏みつけて見ないフリをした
あなたの思うような人にはなれなかったよ
あなたが思うよりずっと変わろうとしていたんだよ
足りなかったのはそう不安を吹き飛ばす程の
僕の優しさが強さかあなたへの想いか
それとも弱さを見せられる勇気かな
あんなに弱い雨で桜は散ってしまうんだね
濡れた花びら手に取って ごめんね ごめんね
あなたを想う度に心が苦しくなるよ
あなたを思い出す度に心が割れそうになんだよ
この街のどっかであなたは息をしている
それが嬉しいのか悲しいのか涙が出るよ
どんなに悩んでも答えはひとつ
それでもいつか歩き出して
また同じように誰かを好きになるのかな
もう少しここにいるよ