僕 (ぼく) 達 (たち)は 心 (こころ)に 同 (おな)じ
傷 (きず) 跡 (あと)を 残 (のこ)しながら
背 (せ)を 向 (む)けたまま 振 (ふ)り 返 (かえ)らずに
そっと 強 (つよ)く 歩 (ある)き 出 (だ)しました
変 (か)わらないひとつのものを
見 (み)つけたと 信 (しん)じていた
ふたりはそれが 変 (か)わっていくのを
感 (かん)じて 一 (いっ) 歩 (ぽ) 離 (はな)れた
やがてさらに 一 (いっ) 歩 (ぽ) 離 (はな)れた
傷 (きず)つかない 様 (よう)に
ありがとうって 言 (い)いたかった
ありがとうって 言 (い)えなかった
だってそれじゃまるで 永 (えい) 遠 (えん)の
サヨナラみたいで 悲 (かな)しすぎるから
いつかまた 僕 (ぼく)は 僕 (ぼく)に 生 (う)まれ 変 (か)わって
君 (きみ)を 探 (さが)す 旅 (たび)に 出 (で)るんだろう
ある 日 (ひ)ふとした 瞬 (しゅん) 間 (かん)に
自 (じ) 分 (ぶん)で 選 (えら)んだはずの
新 (あたら)しくて 見 (み) 慣 (な)れぬ 景 (け) 色 (しき)に
少 (すこ)し 戸 (と) 惑 (まど)っていたら
まるで 君 (きみ)のような 優 (やさ)しい
風 (かぜ)が 吹 (ふ)き 抜 (ぬ)けました
愛 (あい)してると 言 (い)いたかった
愛 (あい)してると 言 (い)えなかった
だけどそれは 僕 (ぼく)の 最 (さい) 大 (だい)の
嘘 (うそ)であり 真 (しん) 実 (じつ)だった 様 (よう)な 気 (き)がする
いつかまた 僕 (ぼく)は 僕 (ぼく)に 生 (う)まれ 変 (か)わって
君 (きみ)を 探 (さが)す 旅 (たび)に 出 (で)るんだろう
ありがとうって 言 (い)いたかった
ありがとうって 言 (い)えなかった
だってそれじゃまるで 永 (えい) 遠 (えん)の
サヨナラみたいで 悲 (かな)しすぎる
愛 (あい)してると 言 (い)いたかった
愛 (あい)してると 言 (い)えなかった
だけどそれは 僕 (ぼく)の 最 (さい) 大 (だい)の
嘘 (うそ)であり 真 (しん) 実 (じつ)だった 様 (よう)な 気 (き)がする
もしも別の誰かに生まれ 変 (か)わっても
君 (きみ)を 探 (さが)す 旅 (たび)に 出 (で)るから